田中鉄工株式会社は、2026年2月20日に日本科学未来館で開催された脱炭素チャレンジカップ2026において、「日本WPA最優秀未来へのはばたき賞」を受賞した。
同大会は、CO₂排出量実質ゼロを目指す地域活動を表彰する全国大会。田中鉄工は「地域とともに循環型社会に貢献し、カーボンニュートラルを実現する」をテーマとした取り組みが評価された。
廃食油活用で年間2,820トンのCO₂削減
同社が推進する「ロードカルSDGs Project」では、家庭や飲食店などから回収した廃食油(UCO)をアスファルトプラントの代替燃料として活用。
- 年間供給量:1,026キロリットル
- 年間CO₂削減量:2,820トン
という成果を上げている。
回収した廃食油を燃料として使用し、その地域の道路舗装に還元する「地産地消型エネルギー循環モデル」を構築。道路舗装業界におけるカーボンニュートラル推進の先進事例として注目されている。
地域連携モデルとして高評価
今回の受賞では、単なる企業間取引(BtoB)にとどまらず、自治体や市民と直接連携する仕組みづくりが評価された。
企業・行政・市民が連携し、
- 廃食油の回収
- バイオマス燃料への転換
- 地域インフラへの還元
という循環を実現。地域から脱炭素を推進する実践的モデルとして将来性・波及性が認められた。
今後の展望
田中鉄工は今後も、UCOをはじめとするバイオマス燃料の利活用を拡大。全国の自治体との連携を強化し、道路舗装業界における脱炭素化を加速させる方針だ。
今回の受賞は、地域主体の脱炭素モデルが社会的に評価されつつあることを示すもの。企業・行政・市民が一体となった取り組みの広がりが期待される。
引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/79194/