明和工業株式会社(新潟市西蒲区)は、金属加工技術を活用し、製造過程で生じるステンレス端材をアップサイクルした可動式ルアー「メタリアル」を開発した。2026年2月5日から、クラウドファンディングサイト「Makuake」で販売を開始する。
「メタリアル」は、関節構造によって自然な泳ぎを再現する可動式モデルと、強度とシンプルさを追求した一体成型モデルの2シリーズを展開。いずれも金属加工の技術力と、環境配慮型ものづくりの姿勢を反映した製品となっている。
製品開発には、営業、製造、人事、広報など部門を横断した社内プロジェクトチームが参画。BtoBを主軸としてきた同社にとって、一般消費者向け製品への挑戦であり、製造業の魅力を社外に発信する新たな試みでもある。
素材には、工場で発生するステンレス端材を活用。年間約50トンに上る端材を廃棄せず、付加価値の高い製品へと転換することで、環境負荷の低減と持続可能なものづくりの実現を目指す。
デザインは3種類を用意した。鏡面仕上げに鱗加工を施した「鱗(Uroko)」、特殊な切削加工によって独特の光沢を生む「輝(Kagayaki)」、強い反射でフラッシング効果を高めた「鏡(Kagami)」と、実釣性能と意匠性を両立させている。
クラウドファンディングのプロジェクト名は「【金属が泳ぐ。】溶接技術が生んだ“可動式ステンレスルアー”『メタリアル』誕生」。実施期間は2026年2月5日から3月6日まで、目標金額は15万円としている。
明和工業は今回の取り組みを通じて、金属加工技術の新たな可能性を提示するとともに、製造業の価値を一般消費者に伝えていく考えだ。
引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/78144/