エンバイオ・エンジニアリング(EE)は、東京都が実施する地下水汚染拡大防止支援事業において、「操業中の事業場に適用できる地下水汚染の拡大防止技術」として技術認定を受けた。
認定されたのは、「透過性地下水浄化壁」を用いた地下水バリア工法。地下水の流れを遮断することなく、汚染物質の拡散を抑制できる点が特徴で、工場などの操業を継続したまま施工できる。掘削除去を伴わない原位置浄化技術であり、将来的な土地利用転換や売却を見据えた対策としても有効とされる。
同技術は、吸着材や微粒子金属、分解微生物を組み合わせることで、第一種特定有害物質であるエチレン系化合物などの地下水汚染に対応。EEの技術設計により、効率的かつ持続的な浄化効果を実現する。
東京都では、中小事業者の円滑な土地利用転換を支援するため、土壌・地下水汚染対策に対する技術的・財政的支援を拡充しており、2025年度以降は操業中の事業場も支援対象に含めている。今回の認定は、こうした政策方針に合致する技術として評価された。
EEは、2026年1月27日に開催される「第20回土壌汚染処理技術フォーラム」に登壇し、認定技術の詳細や適用事例について発表する予定。操業と環境対策の両立を可能にする技術として、今後の地下水汚染対策分野での活用が期待される。
引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/77310/