ネッスー、JAアクセラレーター第7期成果発表 「こどもふるさと便」拡大へ

ネッスー株式会社(東京都世田谷区、代表取締役:木戸優起)は、JAアクセラレーター第7期の成果発表会を終え、今後はアルムナイとしてJAグループとの連携を継続し、子ども支援事業「こどもふるさと便」の拡大に取り組む方針を明らかにした。

同社は同プログラムに採択され、約半年間にわたりJAグループと伴走しながら事業開発を進めてきた。成果発表会は2025年11月6日に東京・大手町、同11日に札幌で開催され、全国から選ばれた9社が取り組みの成果と今後の展望を発表。ネッスーは北海道枠として両会場でプレゼンテーションを行った。

「こどもふるさと便」は、ふるさと納税の仕組みを活用し、地域の特産品や体験を「応援品」として、こども食堂やひとり親家庭、難病と向き合う子どもたちに届ける仕組み。寄付者が応援先を選べる点が特徴で、子ども支援と地域産業の振興を両立させるモデルとして展開している。

今後は、伴走期間終了後もJAグループとの協業を継続し、JAみやざきと連携した宮崎県都城市での取り組みなどを皮切りに、全国展開を視野に事業を拡大する。ネッスーは、子どもの機会格差解消を目指すとともに、地域経済の活性化や食品ロス削減への貢献を強化していく考えだ。

引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/76367/