水道機工、令和7年度「水循環ACTIVE企業」に2年連続で認定

水道機工株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:古川徹)は、内閣官房水循環政策本部が実施する水循環企業登録・認証制度において、令和7年度の「水循環ACTIVE企業」に認定された。同社の認定は昨年度に続き2年連続となる。

■水循環ACTIVE企業の概要

同制度は、水資源の保全や水循環に関する企業の取り組みを評価するもので、「森林整備」「地下水涵養」「水循環に関する研究開発」など14項目が基準として設定されている。令和7年度は145社がACTIVE企業として認定され、さらに3社が「水循環CHALLENGE企業」に登録された。

■評価された取り組み

水道機工は、上下水道施設や環境施設の設計・施工・管理を手がける企業として、災害時の給水支援体制や教育・啓発活動が高く評価された。

●災害への備え

  • 非常災害用造水装置19台を整備
  • 22自治体と災害協定を締結
  • 災害時の迅速な給水支援が可能な体制を構築

2024年には災害対応の専門組織「EWAT(イーワット)」を設立し、専門スタッフの育成にも取り組んでいる。

●教育・啓発活動

  • 小学生向けワークショップで水の大切さを伝える
  • 地域情報誌で水に関する知識や企業活動を紹介
  • 水循環の理解促進に向けた継続的な地域貢献を実施

■企業の姿勢と今後の展望

取締役の鷹栖茂幸氏は、「水は当社の事業活動に不可欠な資源であり、認定は大変光栄。今後も地域社会と連携し、持続可能な水循環に貢献していく」と述べている。

水道機工は創業から約100年にわたり、水に関わる技術・製品で社会に貢献してきた。同社は「100年先も人と地球をつなぐ情熱で、持続可能な環境を創造する」というビジョンを掲げ、引き続き水循環分野での取り組みを推進する方針だ。

引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/75608/