KUL、設備投資ゼロで大型商業施設のエネルギー使用量を大幅削減

― ファイナルゲートと連携し、エネルギー効率最適化を推進 ―**

株式会社KUL(本社:大阪市中央区、代表取締役:吉田 滋)は、エネルギー使用量削減に向けた取り組みを強化しており、2021年7月より自社が管理・運営する大型商業施設4物件に「エネルギー効率最適化コンサルティング」を導入しました。これにより、設備投資を行うことなく大幅な省エネを実現しています。

同社は「省エネ法」における特定事業者に位置づけられ、定期報告評価制度では制度開始以来9年連続で最高評価のSランクを獲得。2024年度についてもSランク評価の見込みとなるなど、継続的に高い省エネ成果を上げています。


■ 設備投資ゼロ・成果報酬型で実現した高効率な省エネ施策

KULではこれまでもLED照明化や高効率空調機導入など、設備投資による省エネ施策を推進してきました。しかし、投資対効果の観点から実施が難しい施策も残っているという課題がありました。

そこで2021年7月より、株式会社ファイナルゲート(東京都目黒区、代表取締役:大迫 康広)が提供する「エネルギーフロー全体の最適化」を導入。既設設備の運用改善やパラメータ調整といった“チューニング”によって省エネを実現する手法を採用しました。

導入の決め手は以下の2点です。

  1. 新たな設備投資が不要
  2. 成果報酬型で、成果が出た場合のみ費用が発生

ファイナルゲートによる過去事例では、平均22.1%のコスト削減実績があり、KULにおいても経済価値と環境価値の両面で成果が生まれています。


■ カーボンニュートラルとSDGs達成に向けた取り組みを強化

日本政府が掲げる「2030年46%削減」という温室効果ガス削減目標を受け、KULでもCO₂排出量削減を重要課題として位置づけています。

  • 2024年度、自社施設における年間約50万kWhの太陽光発電を実施
  • GHG排出量をクラウドで一元管理し、事業全体の排出量を「見える化」
  • 省エネ施策の継続的な改善を推進

これらの活動により、同社はカーボンニュートラルへの取り組みをさらに加速させています。


■ 地域社会と共に取り組むエネルギー効率化支援

2022年10月より、KULはファイナルゲートと協働し、「エネルギー効率最適化コンサルティング」の紹介・マッチング支援を開始。商業施設や公共施設を保有する企業・自治体に対して、エネルギー課題の解決をサポートしています。

企業理念である
「お客様の“今”に向き合い、必要な価値を提供し、未来に向かって共に成長する」
のもと、本サービスの普及を通じて環境貢献度(Scope4)の向上と地域社会の持続的発展に寄与していきます。

本サービスに関心のある企業・自治体に対しては、無料診断と詳細説明を提供しています。


KULは今後も、地域社会全体のエネルギー効率化と環境負荷低減に貢献し、持続可能な社会の実現を目指して取り組みを進めてまいります。

引用元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000102455.html