自然共生サイト申請に関するオンラインウェビナーが、2025年12月17日(水)15:00〜15:40に開催される。環境再生保全機構(ERCA)の職員が登壇し、申請書作成の要点や審査で重視されるポイントを、実例を交えながら解説する。参加費は無料で、事前申込が必要。
■ 申請増加を受け、「落ちない申請書」作成のポイントを解説
自然共生サイトの申請件数は年々増加しており、申請書の質が重要度を増している。本ウェビナーでは、審査で頻出する不備として
- 保全対象種の設定根拠が不十分
- 在来種の扱いに誤りがある
- 成果指標の書き方が曖昧
といった具体例を紹介。審査側の視点を知ることで、申請精度の向上につなげられる。
あわせて、2026年度の審査スケジュールや準備の進め方も短時間で整理でき、企業・自治体担当者にとって実務面で役立つ内容となっている。
■ 自然共生サイトとは
自然共生サイトは、企業やNPO、市町村などが作成する「増進活動実施計画」または「連携増進活動実施計画」が主務大臣に認定され、環境保全活動を行う区域が「自然共生サイト」として認定される制度。地域の生物多様性保全を促進する仕組みとして注目が高まっている。
■ ウェビナーで得られる主なメリット
- ERCAが実際に注視する審査ポイントを理解できる
- よくある不備を把握し、申請書の精度を高められる
- 2026年度審査に向けた準備ステップを効率的に学べる
- 調査の有無に関わらず必要となる最低限の要件を把握できる
- 制度全体像から実務的なコツまでを「40分で」理解できる
■ 開催概要
- 日時: 2025年12月17日(水)15:00〜15:40
- 方式: Zoom 録画配信
- 参加費: 無料
- 申込: 事前申込制(視聴URLは前日までに送付)
内容は、自然共生サイト制度の概要、第1回認定の傾向、つまずきやすいポイント、審査側視点での書き方、2026年度審査スケジュール、準備の実務ステップなど。
■ 登壇者
- 多賀 洋輔 氏(独立行政法人環境再生保全機構 自然共生部 審査部長)
- 彦坂 洋信 氏(株式会社地域環境計画 環境共生推進部 部長)
■ 株式会社地域環境計画について
1981年設立の自然環境分野の専門コンサルティング会社。動植物調査や保全計画の立案、GIS解析、環境学習などを展開し、「生きものと共生する地域づくり・人づくり」を理念に全国7拠点で支援を行っている。
引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/75233/