日本紙パルプ商事の子会社であるJPホームサプライは、災害用移動式トイレトレーラーを埼玉県に5台目として納入したことを発表しました。全国では37台目の導入となり、埼玉県は都道府県別で最多の導入台数を誇ります。
このトイレトレーラーは、災害時に迅速かつ衛生的に利用できる施設として設計されており、2024年1月の能登半島地震で支援に派遣された1号車が帰還するのに合わせ、朝霞市のイルミネーションイベントで落成式が行われます。平時には市のシンボルロードに設置され、地域住民にも活用されます。
埼玉県は関東圏でも特にトイレトレーラー導入が進んでおり、ふじみ野市や秩父市などでも新たな設置が決定。政府の補助金も活用され、2025年度末には全国で累計60台以上の導入が見込まれています。
トレーラーはエンジン不要でメンテナンスが容易、浸水後も清掃すれば使用可能、上下水道に依存せず給水・汲み取りが可能といった利点があります。独立した4室構造によりプライバシーも確保され、国土交通省認定の「快適トイレ」二つ星評価を取得しています。
JPホームサプライは、東日本大震災以降の経験をもとに「スマイルトイレプロジェクト」を立ち上げ、各自治体や災害支援団体と連携して被災地へのトイレトレーラー派遣を進めています。
今回の納入は、災害時のトイレ不足という課題を解決し、地域の防災力向上に貢献する重要な取り組みです。今後もトイレトレーラーの普及が期待され、被災地や避難所での快適な生活環境の確保につながると考えられます。
引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/74627/