東レ、サウジアラビアに水処理膜新工場を設立し稼働開始

東レ株式会社は、サウジアラビア・ダンマンにおいて海水淡水化用RO膜の新工場を増設し、稼働を開始しました。これにより、東レは同国で初めて製膜工程から組立までを一貫して行う企業となります。

新工場の特徴と意義

新工場は、海水淡水化用ROエレメント製品を一貫生産可能な体制を構築。中東・MENA地域における水インフラの整備に貢献し、地域産業の発展を支援する狙いがあります。2025年には中東水処理技術センター(MEWTEC)の開所式も実施され、地域との連携強化が図られます。

海水淡水化プラントは従来の蒸発法に比べ消費エネルギーを大幅に削減可能で、水処理膜法の技術は持続可能な水資源確保において重要な役割を果たしています。人口増加や産業発展に伴う水不足への対応として、同社の膜技術への期待は高まっています。

式典の開催

2025年11月12日に行われた開所式には、サウジアラビア東部州知事や各省庁代表、在サウジ日本大使、地元企業関係者などが出席。東レの長年の実績と信頼、今後の地域貢献への期待が示されました。

今後の展望

東レは「TORAY VISION 2030」のもと、安全な水の提供を社会的使命と位置付け、膜技術のグローバル展開を推進。新工場とMEWTECを通じて、サウジアラビアおよび中東地域の水問題解決に貢献し、持続可能な社会の実現を目指します。

引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/74201/