日本シームがアップサイクル雑貨ECサイト「Nihon CIM Upcycle Shop」をオープン

プラスチックリサイクル機械メーカーの日本シーム株式会社は、全国へのSDGs啓発を目指し、アップサイクル雑貨を販売するECサイト「Nihon CIM Upcycle Shop」を開設しました。サイトでは、ペットボトルキャップを原材料としたオリジナル雑貨を購入できます。


背景

1977年に設立された日本シームは、洗浄・粉砕・脱水などのリサイクル装置を開発し、循環型社会の基盤を支えてきました。しかし、技術だけでは社会啓発が不十分と考え、2024年より一般向けのSDGs体験活動を開始。ペットボトルキャップを使ったワークショップには、親子や学生を中心に約2,000名が参加し、平均98%の満足度を記録しました。この人気が、ECサイト開設の契機となりました。


取り扱いアイテム

ECサイトでは、人気のアップサイクル雑貨を販売。すべてペットボトルキャップを素材としたオリジナルデザインです。

  • アップサイクル コマ(¥200):親子で楽しめる玩具
  • カラビナ(¥200):バッグや鍵に便利な実用品
  • バックル(¥350):工作やワークショップ向け
  • 植木鉢(¥1,200):インテリアにも活用可能
  • ビーズ(大10粒:¥600、小20粒:¥700):アクセサリー作り用

今後は季節限定品やコラボ商品も予定されています。


学びと活用シーン

雑貨購入を通じて、親子のSDGs学習や授業教材、企業研修など、さまざまな場面で資源循環や環境意識を学ぶ機会が提供されます。商品には、リサイクルの工程や背景を示した「リサイクル解説カード」が同梱されます。


今後の展望

日本シームは、ECサイトを通じた体験型SDGs啓発を拡大し、地域プロジェクトとの連携や商品ラインナップの充実、使用後のリサイクルプログラム導入も計画。市民との直接的な関わりを重視し、循環型社会の実現を目指します。

引用元記事:https://news.3rd-in.co.jp/article/04b76a54-beb6-11f0-8668-9ca3ba083d71