技術と農法で土壌を再生──エンバイオ・ホールディングスが「味わう環境保全」をオリーブオイルで届ける

環境問題に技術で挑む株式会社エンバイオ・ホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中村賀一)は、株主優待制度を通じて、スペインのフランシスコ・ゴメス社がバイオダイナミック農法で生産したエクストラバージンオリーブオイルを提供している。
この取り組みは、同社が掲げる「味わう環境保全」の理念のもと、健全な土壌づくりと持続可能な社会の構築に貢献することを目指すものだ。


環境技術企業が見出した「農業との共鳴」

エンバイオ・ホールディングスは、「環境問題に技術と知恵で立ち向かう」をパーパスに掲げ、土壌汚染対策や浄化技術の開発に取り組んできた。
掘削を行わず薬剤で浄化する「原位置浄化技術」を用い、環境負荷を最小限に抑えた土壌再生を推進している。

この技術的アプローチが、自然の力を引き出すバイオダイナミック農法と共鳴した。農薬や化学肥料を一切使用せず、天体のリズムに合わせて栽培するこの農法は、健全な土壌を育て、作物の生命力を高める。
エンバイオは、技術と農法という異なる手段で、同じ「土を再生する」という目的を共有している。


株主優待で広がる“共感型エシカル体験”

同社の株主優待制度では、保有株式数に応じてポイントを進呈し、オリーブオイルをはじめとした環境配慮型商品と交換できる。
単なる優待特典にとどまらず、株主が持続可能な農業の実践を支援する仕組みとして設計されている点が特徴だ。

保有株式数進呈ポイント
700株~799株3,000ポイント
800株~899株5,000ポイント
900株~999株10,000ポイント
1,000株以上20,000ポイント

優待対象となるのは、毎年9月末日に700株以上を保有する株主で、継続保有によりポイントの繰越も可能となっている。


世界基準のオリーブオイルを“体験する環境保全”へ

提供されるオリーブオイルは、世界的な品質基準を満たし、エシカル消費の象徴とも言える一品。
「優待で初めて知り、今では自分で購入している」「贈り物として喜ばれた」など、株主からも好評を博している。

同製品は、エンバイオが展開するエシカルブランド**『スークレルターカ〈SuQ lel TaQa〉』**でも一般販売されており、株主以外でも購入が可能だ。
環境配慮型のライフスタイルを志向する人々にとって、味わいながら社会に貢献できる選択肢となっている。


今後の展望──「味わう環境保全」を世界へ

エンバイオ・ホールディングスは、技術と知恵で環境課題の解決を図るとともに、生活者が環境保全に参加できる仕組みづくりを目指している。
同社は今後も、企業と株主が共に持続可能な社会を支えるモデルケースとして、環境と経済を両立する新たな価値を創造していく構えだ。

引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/73015/