パレスホテル東京、日系ホテルで初となる「GSTC認証」を取得

~持続可能な観光の国際基準に準拠、長年の環境・地域貢献活動が評価~

株式会社パレスホテル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:渡部 勝)が運営する「パレスホテル東京」は、国際的なサステナビリティ認証制度である「GSTC認証(Global Sustainable Tourism Council認証)」を取得しました。
日系ホテルとして初めての取得であり、長年にわたる環境・地域社会への継続的な取り組みが国際的に認められた形となります。


■GSTC認証について

GSTC(グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会)が策定する「GSTCスタンダード」に基づき、宿泊施設のサステナビリティ活動を環境・社会・文化・経済の4分野にわたり審査・評価する国際認証制度です。
世界各国の主要ホテルブランドが取得を目指しており、国際的な信頼性を持つ指標とされています。


■パレスホテル東京の主なサステナビリティ活動

パレスホテル東京は、環境配慮や地域社会との共生を重視した取り組みを早期から実践してきました。

  • 1997年:ホテル内の生ごみを自社プラントで有機肥料化(業界初)
  • 2012年:建て替えに伴い、太陽光発電・コジェネレーション設備を導入
  • 2021年~:「未来を、もてなす。」をテーマにプラスチック削減やフードロス対策を強化
  • 2021年:「エコマークアワード2021」優秀賞を受賞

これらの長年の努力が、今回の認証取得に結びつきました。


■今後の展望

同ホテルは、今回のGSTC認証取得を契機に、グローバル基準に基づいたサステナブル経営をさらに推進していく方針です。
「美しいこころで、感性をゆさぶる。」という企業理念のもと、環境・社会・文化への配慮を融合させたホスピタリティの提供を通じ、持続可能な観光産業の発展に貢献していくとしています。

引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/72196/