株式会社点々、「POTLUCK AWARD 2025」でグランプリを受賞

― 平飼い養鶏を起点とした資源循環と風景づくりが高評価 ―

 岡山県西粟倉村の知社地区を拠点に地域循環型の事業を展開する株式会社点々(代表取締役:鈴木宏平)は、2025年10月7日に東京ミッドタウン八重洲で開催された「POTLUCK AWARD 2025」において、「20世帯40人の集落発、世界へ届けるマイクロエリアブランド・点々。平飼い養鶏から始まる資源循環と風景づくり」でグランプリを受賞しました。

 本アワードは「日本最大級の地域経済の祭典」として、地域の未来に貢献する取り組みを行う企業、NPO、自治体、個人を表彰するものです。全国から100件を超える応募が寄せられた中で、点々は一次審査を通過した12組のファイナリストの一つとして最終審査に臨み、その独自の地域循環モデルが高く評価されました。


■ 地域資源を活かした循環型の農業モデル

 点々は、調理で発生する野菜くずや草刈りで刈り取られた青草、規格外の米・野菜、米糠など、これまで地域で活用されていなかった未利用資源を鶏の餌として再利用しています。鶏が産むたまごや鶏糞は田畑へ還元され、再び農作物の生産に活かされるという、地域の中で資源が循環する持続可能な農業の形を実践しています。


■ 小さな集落から世界へ

 今回の受賞について、点々関係者は「20世帯40人の小さな集落から生まれた私たちの取り組みが、『POTLUCK的』な価値として評価されたことを誇りに思う」とコメント。今後は、国内外に向けて“里山ブランド”としての発信を強化し、地域の豊かさを未来へつなぐ活動を広げていくとしています。


■ 株式会社点々について

 株式会社点々は、農・食・宿を通じて地域の豊かさを守り、未来へつなぐ「風景づくり」をミッションに掲げる地域循環型企業です。地域資源の活用を軸に、持続可能な農業とブランディングを融合したマイクロエリアブランドを展開しています。


■ 今回の受賞を受けて

 点々のグランプリ受賞は、地域資源を起点とした持続可能なビジネスモデルの成功事例として注目されています。今後も地域とともに歩みながら、循環型社会の実現に向けた取り組みを一層推進していく予定です。

引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/71942/