~独自技術「esa method」で循環型社会の実現へ挑戦~
プラスチックリサイクル事業を展開する 株式会社esa(本社:東京都千代田区、代表取締役:黒川 周子) は、株式会社リコーが主催する統合型アクセラレータープログラム 「TRIBUS 2025」 に採択されたことを発表しました。
本プログラムは、スタートアップ企業や社内外の起業家を対象に、事業成長の加速と共創による新たな価値創出を支援するものです。esaは、独自のリサイクル技術「esa method」を活用し、複合素材の廃プラスチック再資源化に取り組みます。
■ 「TRIBUS 2025」とは
リコーが推進する「TRIBUS 2025」は、“出会いが変える 未来の選択肢”をテーマに、企業・個人・スタートアップが協働し、次世代のビジネスを創出するための統合型アクセラレータープログラムです。
2025年9月8日に開催された統合ピッチコンテストでは、社内外あわせて1,500件を超える応募の中から、社外スタートアップ8社、社内起業家4チームが選出されました。esaはその中でも特に環境領域で高い社会的インパクトが期待される企業として採択されました。
■ 独自技術「esa method」で廃プラスチックを再資源化
esaの「esa method」は、再利用が困難とされてきた複合素材の廃プラスチックを分解・再資源化する独自技術です。
この技術は、従来のリサイクル工程に比べて CO₂排出量を削減しつつ、コスト効率も向上 させることが可能で、持続可能なリサイクルプロセスの実現を目指しています。
TRIBUS 2025の支援を通じて、esaはリコーグループの技術・人材・ネットワークを活用しながら、技術検証やビジネスモデルの実証実験に取り組む予定です。
■ プログラム期間中の支援体制
参加企業には、リコー社内外の専門家や400名超のサポーター、約1,700名のTRIBUSコミュニティメンバーによる支援が提供されます。
また、プログラム期間中はリコーの研究開発拠点や製造インフラの利用も可能で、esaはこれらのリソースを活用して、esa methodの社会実装と循環型社会の構築を目指します。
最終成果は、2026年2月2日に開催予定の 「Investors Day」 にて発表される予定です。
■ 代表コメント
株式会社esa 代表取締役 黒川 周子氏は、次のように述べています。
「このたび『TRIBUS 2025』に採択され、リコーグループと共に新たな挑戦の機会をいただけたことを光栄に思います。
廃プラスチックのリサイクルは、環境負荷の低減に加え、持続可能な産業基盤の再構築にもつながる重要なテーマです。
esa methodの社会実装を通じて、循環型経済の新たなスタンダードを生み出していきたいと考えています。」
■ 今後の展望
esaは、TRIBUS 2025で得られる知見とネットワークを活かし、リコーグループをはじめとする国内外の企業・研究機関との連携を深化させる計画です。
今後は、esa methodを核としたグローバル展開や産業横断的な協業を視野に入れ、持続可能なリサイクルエコノミーの構築を推進していきます。
■ 会社概要
会社名:株式会社esa
設立:2022年3月1日
所在地:東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル3階「0 Club」
代表者:代表取締役 黒川 周子
事業内容:一般・産業廃棄物リサイクルコンサルティング、プラスチック廃棄物リサイクル、ペレット加工・販売、プラスチック製品開発
URL:https://esa-gl.com/
■ 終わりに
今回のesaの「TRIBUS 2025」採択は、環境技術とビジネスの共創による新たな循環型社会の創出に向けた重要な一歩です。
esaの取り組みが国内外のリサイクル技術の革新をリードし、サステナブルな未来を切り拓くことが期待されます。
引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/71847/