メトロ電気工業、森林由来J-クレジット活用で「ゼロカーボンファクトリー」を達成

メトロ電気工業株式会社(愛知県安城市)は、岐阜県の森林由来J-クレジット50トンを購入し、年間約5トンのCO₂排出をオフセットすることで、全事業活動において「ゼロカーボンファクトリー(ZCF)」を達成しました。

これまでの省エネ活動や生産効率向上、再生可能エネルギー導入により90%以上の排出削減を実現。J-クレジットの活用により、残余排出を補完し完全なカーボンニュートラルを目指しています。


今後の取り組み

  • 再生可能エネルギーの拡大:工場・オフィスへの太陽光導入や省エネ型製品の普及
  • 低炭素型モビリティ:PHVの導入による排出削減
  • 水素エネルギーの活用:将来的な脱炭素燃料の導入
  • 森林保全・地域貢献:国内森林の保全や間伐促進、国産材を活用した製品開発

これにより、Scope1~Scope3を含むサプライチェーン全体での脱炭素化を加速させ、GX(グリーントランスフォーメーション)対応力も強化します。


社会・地域への貢献

メトロ電気工業は、J-クレジットの活用を通じて森林保全や生物多様性の維持、地域経済の活性化にも寄与しています。国産材を活用した製品開発により、持続可能なライフスタイルの価値提供も推進しています。


まとめ
メトロ電気工業の取り組みは、企業が環境配慮を事業活動に組み込みつつ、地域経済や社会全体に貢献するモデルケースです。今後も同社の脱炭素化活動は、持続可能な社会の実現に向けた重要なステップとなります。

引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/71725/