株式会社esa、プラスチックリサイクル技術「esa method」の海外展開を加速 ─ 三菱UFJモルガン・スタンレー証券のスタートアップ支援プログラムに採択

株式会社esa(本社:東京都千代田区)は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が運営するスタートアップ支援プログラム「Japan Inclusive Ventures Lab(JIVL)」に採択され、プラスチックリサイクル技術「esa method」の社会実装と海外展開を加速することを発表しました。

Japan Inclusive Ventures Lab(JIVL)とは

JIVLは、女性や多様なバックグラウンドを持つ創業者・経営陣のスタートアップを支援するプログラムです。約半年間にわたり、財務・販売戦略、マーケティング、ブランディング、投資家向けピッチなど専門家の指導を受けることができ、ニューヨーク・ロンドンでのGlobal Showcase & Demo Dayや東京でのDemo Dayへの参加機会も提供されます。

esa methodの特徴

esaが開発した「esa method」は、再利用が難しい複合プラスチック素材を効率的に再生可能にする独自技術です。CO2排出量を削減しつつコスト効率を高め、廃棄プラスチックの回収から再利用までの循環を確立しています。esaはこの技術を通じて、カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーの実現を目指しています。

今後の展開

esaは、JIVLで得られる人的・資金的支援を活用し、国内外パートナーとの連携を強化。新素材の応用範囲を拡大するとともに、海外市場への本格展開を進めます。ニューヨークやロンドンでのデモイベントを通じ、グローバル企業との協業も視野に入れています。

代表コメント

代表取締役 黒川周子氏は、「JIVLに採択され、世界的な金融機関の支援を受け挑戦の舞台を広げられることを大変光栄に思います。プラスチックリサイクルは環境課題の解決に直結するとともに、持続可能な産業基盤を再構築する大きな可能性を秘めています」と述べています。

終わりに

esaは、日本発の先進リサイクル技術をグローバルに展開し、持続可能な未来の創造に貢献していきます。本取り組みは、環境ビジネスにおける新たな循環型経済の実現に向けた重要な一歩となるでしょう。

引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/70189/