株式会社エクスロードは、国際的なカーボンクレジット・データプロバイダーであるAbatableとの業務提携を発表しました。今回の提携により、Abatableが保有するグローバルな価格データや調達ネットワークを日本企業に提供し、カーボンクレジット市場の情報提供力を高めることを目指します。
Abatableは英国ロンドンを拠点に、3億トン以上の調達実績と5,500万トンのクレジット取引実績を持ち、欧州を中心に200社以上の法人クライアントにサービスを提供しています。さらに、4,000社以上のプロジェクト開発者やクレジット保有者とのネットワークを活用し、価格ベンチマークや市場分析を行っています。2023年にはNature-basedクレジットの大手プロバイダーEcosphere+を買収し、世界規模での調達・販売ネットワークを構築しています。
今回の提携により、エクスロードはAbatableのデータを用いて、世界10,000件以上のプロジェクト情報や価格インデックスを日本企業向けに提供。また、Abatableのグローバルネットワークを活用した海外クレジットの調達支援も行います。エクスロードのプレミアムプラン契約者は、追加料金なしでこれらの価格データコンテンツを利用可能です。
さらに、両社は定期的に市場動向や政策進展に関する知見を共有し、カーボンクレジット市場の透明性と効率性向上を図る方針です。現在、無料トライアルも提供されており、公式サイトから簡単に申し込み可能です。
エクスロードとAbatableの提携により、日本企業は正確で信頼性の高いカーボンクレジット情報を活用でき、脱炭素化に向けた取り組みを加速させることが期待されます。今後もエクスロードは国内外の優れたパートナーと連携し、持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。
引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/69951/