PXP、相模原の新拠点で「曲がる太陽電池」試作能力を10倍に増強

次世代軽量型の「曲がる太陽電池」を開発する株式会社PXP(神奈川県相模原市)は、JR横浜線古淵駅周辺に新拠点を開設し、試作能力を従来比10倍に拡大した。移転した研究所は従来の5倍の広さを持ち、年産メガワット級の生産体制を整備。研究開発を一層加速させ、2050年のカーボンニュートラル実現への貢献を目指す。

9月11日放送のテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」では、新拠点の試作・耐久性試験の様子や、同社の太陽電池を活用したソーラーEV三輪車やソーラー自動販売機の実証事例が紹介された。

曲げて設置できる特性を持つ太陽電池は、これまで設置が難しかった場所や製品にも活用可能で、新たな市場開拓が期待される。PXPは今後も国産技術による持続可能なエネルギーの普及を推進し、次世代太陽電池の社会実装を加速させる方針だ。

引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/69736/