佐藤薬品工業株式会社(奈良県橿原市、代表取締役:佐藤雅大)は、持続可能な社会の実現に向け、SDGsを推進する「サステナビリティ宣言」を策定した。この宣言は、2024年5月に策定した中長期経営計画「vision “S” 2030」に基づく新たな経営戦略の一環で、社内プロジェクトチーム「わくわく向上委員会」が起案したものである。
宣言では、同社が目指す未来として「事業活動を通じて人と社会に貢献するヘルスケアカンパニー」として、社会・企業・環境が共存する社会の実現を掲げている。具体的には以下の3つの取り組みを推進する。
- 誠実なモノづくりを続けること
- 働きがいのある職場環境の構築
- 未来につなぐ成長企業としての歩み
さらに、宣言を具現化する具体策として、地域活動支援や地元橿原市との包括連携、産官学連携事業の推進、育児・介護支援制度の拡充などが予定されている。
同社は、この取り組みにより社員のwell-beingを重視した職場環境を整え、地域社会に対する責任を果たすとともに、持続可能な発展に寄与することを目指している。今回の宣言は、企業が社会的責任を果たしつつ、持続可能な未来に向けた具体的行動を示す好例といえる。