トーカロ、estomaのAI回答生成機能でFTSE ESGスコアが飛躍的向上

~「FTSE Blossom Japan Index」構成銘柄に初選定~

ESG情報開示支援クラウド「estoma(エストマ)」を提供する株式会社estoma(本社:東京都港区、代表取締役:◯◯)は、当社サービスを導入いただいたトーカロ株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:◯◯)が、ESG投資指数である「FTSE Blossom Japan Index」および「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」に初めて選定されたことをお知らせします。

本選定にあたっては、当社が提供するAI回答生成機能を含む「FTSE ESGスコア分析・抗弁支援機能」が活用され、トーカロ社のスコアが前年から大幅に向上。FTSE対応に要する業務工数も大きく削減されました。


導入の背景:増加するESGアンケート対応の負荷を軽減

トーカロ社では、ESG関連の情報開示ニーズの高まりに伴い、取引先や顧客企業からのESGアンケート対応業務が年々増加していました。ESG推進部門の人員体制を拡充できない中で、業務負荷の軽減と対応品質の維持が課題となっていました。

このような状況を踏まえ、同社は2025年4月、ESG情報の一元管理と評価機関対応の高度化を目的に「estoma」を導入しました。


導入の効果:スコア向上と業務効率化の両立を実現

今回のFTSE構成銘柄選定においては、特許取得済みのAI回答生成機能が大きく寄与しました。評価機関の設問に対し、AIがトーカロ社の開示資料や活動実績をもとに自動で回答文案を生成し、ESG推進部門の業務負担を大幅に軽減。結果として、以下の成果が得られました。

  • FTSE ESGスコア:前年比で大幅に上昇
  • FTSE対応コスト:前年比で約40%削減
  • FTSE Blossom Japan Index/Sector Relative Index:構成銘柄に初選定

AI活用による戦略的な対応が、評価スコアの改善と業務効率化を同時に実現しました。


estomaの「FTSE ESGスコア分析・抗弁支援機能」について

estomaが提供する「FTSE ESGスコア分析・抗弁支援機能」は、上場企業にとって負担の大きいFTSE評価への対応を支援するクラウド機能です。FTSE Russellが公開する評価結果(Excel形式)をアップロードするだけで、自社スコアを自動算出。誤差数%程度の精度でスコアの可視化が可能です。

さらに、スコアが「No」と判定された設問に対しては、estomaAIが「Yes」となるための具体的な改善提案や、改善後に期待されるスコアポテンシャルを提示します。

この仕組みにより、これまで手探りで進められていたFTSE対応業務が効率化され、より生産的かつ戦略的なESG活動が可能になります。


今後の展望

ESGへの対応が企業評価や投資判断に直結する現在、estomaは、AIによる効率的な情報開示支援実効性の高い評価機関対応の両立を実現するプラットフォームとして、企業のサステナビリティ経営を支えてまいります。今後も、導入企業様の声を反映しながら、さらなる機能強化とサポート体制の充実に努めてまいります。


【株式会社estomaについて】

ESG情報統合管理クラウド「estoma」は、ESG情報の収集、管理、開示から評価機関対応までを一気通貫で支援するクラウドサービスです。AIによる自動回答支援機能をはじめ、スコア分析や改善提案、開示レポート作成など、多くの上場企業様にご利用いただいています。


※画像素材やグラフ掲載については、リリース本文への挿入位置をご指定いただければ対応可能です。必要があれば英文プレスリリース版もご用意できます。

引用元記事:https://www.excite.co.jp/news/article/Prtimes_2025-07-13-103789-48/