経営管理部門向けの情報・ソフトウェア・サービス分野で世界をリードするウォルターズ・クルワーは、ESG経営と炭素国境調整メカニズム（CBAM）への対応を支援する2つの新ソリューション、「CCH Tagetik® ESG & Sustainability for CBAM」および「CCH® Tagetik ESG & Sustainability for Planning & Analytics」を発表しました。
新たに提供される「CCH Tagetik ESG & Sustainability for CBAM」は、企業がサプライチェーン全体の排出量を把握し、CBAMに対応した排出報告やコスト管理を自動化・効率化するツールです。AIによる対象品目・取引先の検出、ガイドライン準拠の自動計算、レポートの自動生成といった機能を備え、排出量の可視化とレジリエンス強化を図ります。
また、「CCH Tagetik ESG & Sustainability for Planning & Analytics」は、財務とサステナビリティのデータを統合し、企業全体での持続可能性戦略を支援。排出量予測やギャップ分析、役割別アクセス制御を備えた計画プロセスの設計により、戦略的な意思決定を可能にします。
同社コーポレートパフォーマンス & ESG部門のCEO、Karen Abramson氏は次のように述べています。
「企業は今、財務・非財務データの統合を通じて持続的成長を実現するための変革的なテクノロジーを求めています。今回の新ソリューションは、CFOをはじめとする経営陣がESG要件や新たなコンプライアンスに対応し、将来の成長機会をとらえるための革新の一例です。」
ウォルターズ・クルワーは今後も、急速に進化するESG関連要件や市場環境に対応する先進的なソリューションを提供し、企業の長期的レジリエンスと価値創造を支援していくとしています。
