アスエネ、FTSE対応支援で全支援企業のESGスコアが向上

アスエネ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:西和田浩平、以下「当社」)が提供するサプライチェーン調達向けESG評価クラウドサービス「ASUENE ESG」において、FTSE RussellのESGインデックス対応を目的としたコンサルティング支援を実施した結果、支援した全企業のESGスコアが向上しました。さらに、一部の企業はFTSE Blossom Japan Indexの選定基準であるスコア3.3以上を達成しています。

背景

FTSE RussellはグローバルなESG評価機関であり、日本ではプライム市場上場企業を含む約1,400社のESGスコアを年2回(6月末・12月末)公表しています。一定の基準を満たす企業は「FTSE Blossom Japan Index」や「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」などに組み入れられ、これが機関投資家からの資金流入に直結するため、企業にとって重要な指標となっています。

企業はFTSEへの回答を強制されることはないものの、FTSE側が独自に選定・評価を行うため、企業の情報開示戦略とその質がスコアに大きく影響します。

「ASUENE ESG」によるFTSE対応支援の特徴

当社の支援サービスでは、評価結果の分析、情報開示支援、スコアシミュレーションを基にした取り組み方針の策定、さらに社内体制の整備までワンストップで対応しています。

今回、2025年6月末にスコアが公表された支援企業を対象に調査したところ、全企業で前回調査時よりスコアが上昇し、23%が新たにFTSE Blossom Japan Indexの選定基準である3.3以上のスコアに到達しました。

支援内容のポイント

  • FTSE評価ロジックに基づく情報開示支援
    FTSEのデータベースと過去事例を活用し、調査項目の本質を理解した上で適切な情報開示をサポートします。
  • メソドロジー理解と戦略策定
    スコア算定のロジックを踏まえ、企業が未実施の施策に対しても実行可能な戦略づくりを支援します。
  • 実務経験豊富なコンサルタントによる具体的アドバイス
    大手企業でのESG開示経験を持つコンサルタントチームが、現場の課題や業界慣行に即した助言を提供します。
  • レビュー期間中のコメント対応支援
    FTSEの評価期間中に企業が寄せるコメント対応を支援し、スコア向上のための最後のサポートを行います。

今後の展望

当社は、ESGスコアの維持・向上を目指す企業に向けて、「ASUENE ESG」を起点とした方針策定から実行支援、第三者保証まで一貫した支援体制をさらに強化してまいります。


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「ASUENE ESG」について

「ASUENE ESG」は、企業のサプライチェーンにおけるESG(環境・社会・ガバナンス)活動を評価・可視化するクラウドサービスです。GRIやTCFDなど国際的なESGフレームワークに準拠したアンケートを活用し、サプライヤーのESGリスクを評価、改善支援を行います。FTSE、MSCI、S&P CSA(DJSI)などのESG評価機関に対応した高度なコンサルティングも提供しています。


会社概要

  • 会社名:アスエネ株式会社
  • 代表者:Founder 代表取締役CEO兼COO 西和田 浩平
  • 所在地:東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
  • 資本金:80億2,700万円(資本剰余金含む)
  • 事業内容:
    • CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」
    • ESG評価クラウドサービス「ASUENE ESG」
    • GX・ESG人材特化型転職プラットフォーム「ASUENE CAREER」
  • グループ会社:
    • カーボンクレジット・排出権取引所「Carbon EX」
    • 脱炭素・非財務情報の第三者検証・保証、アドバイザリーサービス「アスエネヴェリタス」
    • SaaS事業者向けAPI連携プラットフォーム「Anyflow」
    • GHG排出量可視化クラウドサービス、AIエネルギーマネジメントクラウドサービス「NZero」
  • 拠点:日本、シンガポール、米国、タイ、英国、フィリピン
  • URL:https://corp.asuene.com/

引用元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000541.000058538.html