株式会社折兼(愛知県名古屋市、代表取締役:伊藤崇雄)と株式会社Awaji Nature Farmが共同で推進する「バガスフードサイクリング」が、農林水産省主催の「サステナアワード2025」で優秀賞を受賞した。サトウキビの搾りかすであるバガスを活用した循環型モデルの実証が評価された。
同取り組みは、バガスを原料とした食品容器を使用後に回収し、堆肥化して農業に再生利用する資源循環モデル。廃棄物の削減と農業分野での有効活用を両立する仕組みとして展開してきた。
実証実験では、Awaji Nature Farmの協力のもと、パソナグループが淡路島内で運営する飲食施設にコンポストを設置。生ごみと使用済みバガス容器を堆肥化し、農園での農作物栽培に再利用した。半年間で約4,400kgの堆肥を生成し、堆肥購入費やごみ回収費の削減にもつながった。
また、2023年にはバガス入り堆肥と通常堆肥でジャガイモを栽培し、収穫物の成分分析を実施。成分に大きな差は見られず、安全性も確認されたという。
折兼は今後も、バガスフードサイクリングをはじめとする取り組みを通じ、サステナブルなフードビジネスの推進を図る方針。農林水産省・消費者庁・環境省が連携する「あふの環2030プロジェクト」とも連動し、食と農林水産業における持続可能な取り組みの発信を強化していく。
引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/78409/