若者が世界の課題に挑む――「第三回 顧みられない熱帯病コンテスト」受賞作品が決定

一般社団法人NTDs Youthの会は、「第三回 顧みられない熱帯病(NTDs)コンテスト」の受賞作品を発表しました。世界で14億人以上に影響を及ぼすとされるNTDsへの理解促進を目的に開催された本コンテストには、中学生から大学院生まで幅広い世代から計37作品が寄せられました。

本コンテストは、世界保健機関(WHO)が制定する「世界NTDの日」にあわせた取り組みで、若者世代にNTDsへの関心を持ってもらうことを目的としています。応募部門は、「A部門(わかりやすく伝える部門)」と「B部門(NTDsのために行動する人を増やす部門)」の2部門。A部門には16チーム(35名)、B部門には21チーム(40名)が参加しました。応募者の約6割が本コンテストをきっかけにNTDsを知ったといい、啓発の場としての役割も果たしています。

一次審査を通過した各部門6チームが最終審査へ進出し、2026年1月10日に東京大学で開催された審査会で、産官学民の多様な立場の審査員が評価を行いました。また、今年度はSNS審査も導入。特にA部門の動画は約8,230回再生され、昨年度を上回る広がりを見せました。

最優秀賞には、A部門から「N-Lights」による『NTDsスコープ!!+α』、B部門から「鳥取大学熱帯医学研究会」による『トイレ募金で届けよう!~感染しない・させない環境づくり~』が選出され、賞状とともに賞金10万円が贈られました。

このほか、U-18特別賞、GHITパートナーシップ&イノベーション賞、日本製薬工業協会賞も設けられ、各受賞者には賞状と図書カード2万円が授与されました。

参加者からは「さまざまな視点からNTDsを考えることができた」「現地の状況を知る重要性を再認識した」といった声が寄せられています。若者が主体的に社会課題へ向き合う姿勢がうかがえる結果となりました。

受賞作品はYouTubeで公開されており、今後もNTDsへの理解と関心を広げる役割を担うことが期待されています。

引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/78246/