スーパーペンギン、再生板紙を用いた展示会ブースを日本初試験導入 木材廃棄量削減へ

スーパーペンギンは、2026年1月21日から23日までパシフィコ横浜で開催される「SCビジネスフェア2026」において、再生板紙を用いた展示会ブースを試験導入すると発表した。展示会終了後に大量の木材が廃棄されるという課題に対応するもので、日本初の取り組みとなる。

今回採用する「再生板紙構法」は、従来の木工ブースと外観をほぼ変えずに、主要素材を木材から再生板紙へ置き換える点が特徴だ。カルチュア・コンビニエンス・クラブが出展するブースで実証を行い、通路側には再生板紙製の展示台を配置するほか、背面壁には木枠と再生板紙を組み合わせたハイブリッド構造を用いる。職人の施工工程を大きく変えずに導入できる点も強みとする。

展示会業界では、環境配慮の重要性が高まる一方、木工ブースの完全な代替は難しいとされてきた。再生板紙構法は、素材転換によって廃棄量削減を図る現実的な選択肢として注目されている。

一方で、防炎処理が必要なことから、現時点では従来の木工ブースに比べコストが約1.5倍になる課題もある。ただし、需要拡大によるコスト低減や業界内での普及が期待されており、今回の試験導入は実証段階から本格展開への第一歩となる。

スーパーペンギンは、再生板紙構法を通じて展示会業界における木材廃棄量削減と環境負荷低減を進め、サステナブルな展示会運営の実現に貢献していく考えだ。

引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/77060/