特定非営利活動法人そらべあ基金は、全国の幼稚園・保育園・認定こども園へ太陽光発電設備「そらべあ発電所」を無償で寄贈する「そらべあスマイルプロジェクト」において、100基目となる寄贈を完了した。
同プロジェクトは2008年にスタートし、再生可能エネルギーの普及啓発と、子どもたちへの環境教育を通じた地球温暖化防止を目的に継続して実施されてきた。17年間にわたる取り組みの成果として、現在は選考中の案件を含め、累計106基の設置が進行している。
100基目の寄贈概要
100基目の「そらべあ発電所」は、社会福祉法人向陽福祉会が運営する幼保連携型認定こども園「ひまわり」(石川県七尾市)に寄贈された。寄贈日は2025年12月15日で、設備容量は5.28kW。記念式典は2026年春以降に開催される予定だ。
企業寄付を活用した持続的な支援モデル
「そらべあスマイルプロジェクト」は、環境活動に取り組む企業からの寄付を原資とし、寄贈先の園を公募・選考のうえ、太陽光発電設備を無償で設置する仕組みを採用している。設置後は、発電設備を活用した環境教育にも力を入れており、寄贈記念式典では、ホッキョクグマの兄弟キャラクター「そら」と「べあ」とともに、子ども向けの環境ワークショップを実施している。
また、地球温暖化をテーマにしたオリジナルの紙芝居や絵本を全園児に配布するなど、再生可能エネルギーへの理解を深める教材も提供している。
環境教育支援とCO₂削減効果
寄贈後3年間は、環境教育支援プログラム「そらべあちゃんの日」を実施し、幼少期からの環境意識の醸成と、実施園同士の交流を促進している。
これまでに寄贈された「そらべあ発電所」による発電量を基に算出したCO₂削減量は、2008年から2024年12月末までの累計で約1,188トンに達している。
社会貢献活動としての評価
長年にわたる社会貢献の実績が評価され、本プロジェクトは以下の2つの特別賞を受賞した。
- 一般社団法人 太陽光発電協会主催
「2025年度 ソーラーウィーク大賞 特別功労賞」 - 環境省主催
「第13回 グッドライフアワード 実行委員会特別賞(環境社会イノベーション賞)」
これらの受賞は、地域に根差した再生可能エネルギーの普及と、次世代を担う子どもたちへの環境教育を両立させてきた点が高く評価されたものだ。
今後の展望
そらべあ基金は今後も、再生可能エネルギーの普及啓発と環境教育活動を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していく方針だ。
子どもたちが日常の中で自然と環境について学び、行動につなげられる場を広げることで、未来に向けた確かな一歩を積み重ねていく。
引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/76936/