川上産業株式会社は、気泡緩衝材「プチプチ®」の主原料を、再生プラスチックに100%切り替えたと発表した。2004年から再生原料の活用を進めてきた同社は、2020年に80%、2024年に90%まで比率を高め、2023年に100%レベルを達成した。
同社は、使用済みプラスチックを廃棄物ではなく循環資源と捉え、業界に先駆けて再生原料の導入を推進してきた。今回の取り組みは、地球温暖化防止や資源循環型社会の実現に貢献するもので、「脱炭素経営」および「プチプチ®環境宣言2030」に基づく施策の一環と位置付けている。
再生プラスチック原料100%の達成には、製造工程で発生する端材などを再利用するプレコンシューマー由来の再生原料が大きく寄与した。今後は、使用後に回収されたプラスチック(ポストコンシューマー由来)の活用比率を高めることを課題とし、使用済み「プチプチ®」を含むプラスチック回収と再資源化の仕組みを一層強化する方針だ。
川上産業は、「プチプチ®環境宣言2030」において、再生原料比率100%の維持に加え、そのうち55%以上をポストコンシューマー由来原料とする目標を掲げている。また、CO₂排出量についても2020年比で20%削減することを目標としており、製品開発から製造、流通に至るまで環境負荷低減に取り組む。
同社は今後も、事業者やパートナー企業との連携を通じてリサイクルの輪を広げ、安定した品質管理体制のもとで環境配慮型製品の提供を継続する考えだ。再生プラスチックの本格活用を通じ、持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。
引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/76842/