松尾産業株式会社は、富山県富山市に設置した8MWhの系統用蓄電池設備について、2026年1月9日から受電を開始した。エネルギー関連企業向けに導入されたもので、同社が手がける蓄電池事業としては初の受電案件となる。
今回の設備は、定格出力2MWの蓄電池1基と、容量2.6MWhの蓄電池3基で構成され、合計容量は8MWh。松尾産業は、蓄電池の供給に加え、システム設計、系統連系手続き、施工調整、アグリゲーターとの連携までを一貫して支援するトータルソリューションを提供した。
今後は、需給調整市場への参画を予定しており、電力系統の安定化への貢献とともに、調整力を活用した新たな収益機会の創出が期待されている。
国内ではこれまで、特別高圧区分の大規模蓄電所が中心だったが、近年は高圧区分の中規模蓄電所への需要が拡大している。初期投資を抑えた導入が可能になることで、多様な事業者の参入が進みつつある。
松尾産業は、こうした市場環境の変化を背景に、事業者が系統用蓄電池事業へ参入しやすい体制づくりを進めていく方針だ。再生可能エネルギーの普及と電力系統の高度化が進む中、同社は蓄電池を軸としたエネルギーソリューションの拡充を図り、持続可能なエネルギー社会の実現に貢献していくとしている。
引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/76779/