ANAあきんど株式会社宮古支店は、宮古島市と連携し、冬季の観光誘客を目的としたプロモーション施策を開始した。SDGsを軸に、食文化や体験型コンテンツを組み合わせることで、観光の閑散期とされる冬の宮古島の魅力を発信する。
本取り組みは、観光庁の「地域観光魅力向上事業」に採択された「宮古島市閑散期対策事業」の一環。冬でも楽しめる観光コンテンツの造成や、首都圏を中心とした情報発信を通じて、通年型観光地としての認知向上を目指す。
アイドル参加の体験型ツアーを実施
施策の一つとして、アイドルグループ「虹のコンキスタドール」が参加するモニターツアー「虹コンとゆく!MV撮影の地・宮古島ツアー」を実施する。2026年1月24日から25日にかけて、約80人が参加予定。
ツアーでは、オリジナルバーム作りやハーブティー体験、さとうきびを使った黒糖作りなど、宮古島ならではの食文化や自然資源を体感できるプログラムを用意。参加者によるSNS発信を通じて、宮古島の冬の魅力を全国に広げる狙いだ。
首都圏で「宮古島フェア」を開催
また、英国風パブ「HUB」の都内5店舗で、宮古島の特産品を使用した「宮古島フェア」を開催する。期間は2026年1月7日から31日まで。
フェアメニューの提供に加え、店内でのポスター掲示やプロモーション動画の放映を行い、食を通じた観光訴求を強化する。
オウンドメディアで情報発信を強化
ANAグループのオウンドメディアでも、宮古島の冬に適した観光スポットやグルメ情報を紹介。ANA公式YouTubeでのプロモーション動画配信や、公式サイト特設ページでのモデルコース掲載など、デジタルを活用した情報発信を進める。
ANAあきんどは今後も、地域資源を生かした観光プロモーションを通じて人流・商流の創出を図り、持続可能な地域活性化に貢献していくとしている。
引用元記事:https://news.3rd-in.co.jp/article/60e98e0c-e219-11f0-b81d-9ca3ba083d71