angleReserve、売上の1%以上を自然保護に寄付する「Nature Project」を開始

北海道とブラジル・アマゾンの保全支援を通じ、生物多様性保全に貢献

自然と人類が共生する未来の実現を掲げるangleReserve株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:伊藤啓二)は、毎年売上高の1%以上を自然保護活動に寄付する取り組み「Nature Project」を開始した。初年度となる2024年度分の寄付は、北海道およびブラジル・アマゾンの自然保護プロジェクトに充てられる。

本プロジェクトは、2030年までに陸と海の30%を保全する国際目標「30by30」の達成や、生物多様性の保全に貢献することを目的としたもの。事業活動を通じた価値創出に加え、売上の一部を継続的に自然保護へ還元することで、企業としての社会的責任を果たす姿勢を明確にしている。

プロジェクトの背景と狙い

地球は現在、過去に例を見ない「第6の大量絶滅期」に直面しているとされ、自然環境や生態系の保全は世界的な課題となっている。angleReserveは、こうした状況を踏まえ、事業を通じた環境貢献にとどまらず、直接的な資金支援を通じて自然保護へのインパクトを拡大する方針を打ち出した。

売上額の1%以上を毎年寄付する本プロジェクトは、長期的・継続的に自然保護活動を支える仕組みとして位置付けられている。

初年度の寄付先について

2024年度の売上分については、2025年に以下の2団体・プロジェクトへ寄付が行われた。

  • コンサベーション・インターナショナル・ジャパン
    プロジェクト名:「アマゾンの森が消えるまで、あと5% ― COP30の今、森の番人と共に一歩を!」
  • 公益財団法人 日本ナショナル・トラスト協会
    プロジェクト名:「タンチョウの聖地『音羽橋』からの景観を守る」

いずれも、地域固有の生態系や景観を守る重要な保全活動として評価されている。

angleReserve株式会社について

angleReserve株式会社は、東京都港区虎ノ門に本社を置き、自然資本と経済活動の両立を目指した事業を展開している。南部アフリカでは日本人初となるサファリロッジを開業し、エコツーリズムの推進に加え、生物多様性クレジットを活用した新規事業の開発にも取り組んでいる。

今後の展望

angleReserveは今後も「Nature Project」を通じて、自然保護と企業活動の好循環を生み出し、持続可能な社会の実現に貢献していく方針だ。本取り組みが、企業による生物多様性保全への関与を広げる一つのモデルケースとなることが期待されている。

引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/76370/