― 節水と付加価値を両立するファインバブル製品が温浴・宿泊施設で拡大 ―
株式会社TKS(本社:岐阜市、代表取締役社長:岩永信幸)は、2023年1月からの3年間で、同社シャワーヘッドの施設向け導入本数が累計約8万本に達したと発表した。集計は2025年11月末時点。
近年、温浴施設や宿泊施設では、光熱費削減に加え、環境配慮や顧客体験の向上を重視する動きが強まっている。こうした中、節水効果と洗浄・保湿といった付加価値を併せ持つファインバブルシャワーが、サステナブルな選択肢として注目を集めている。
TKSは、水制御技術を強みとするメーカーとして、ファインバブルシャワーヘッド「ボリーナ」シリーズを展開。独自の特許技術「μ-Jet機構」により、直径0.1mm未満の微細な気泡を発生させ、最大約50%の節水効果を実現している。
2024年7月からは、施設現場の声を反映し、メンテナンス負担の軽減を重視した業務用モデル「ボリーナ ビズ」「ボリーナ アヴァンティ ビズ」を展開。人手不足が課題となるホテル業界などにおいて、運営効率の向上と顧客満足度の両立を図っている。
同社のシャワーヘッドは、スーパーホテルや東京ベイ有明ワシントンホテルなど、宿泊施設を中心に導入が進んでいるほか、盗難防止機構を備えたシャワーホース「トレンガ」もロングセラー製品として支持を集めている。
TKSは今後も、温浴施設、宿泊施設など各業界のニーズに応じた製品開発と提案を通じて、節水による環境負荷低減と快適な利用体験の両立を目指していく考えだ。
引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/75920/