― 108人が参加し、約65kgのごみを回収 ―
2025年12月6日、青森県弘前市の商業施設「ヒロロ」にて、県内初となる「eスポGOMI with LIDEAL Aomori」が開催されました。本イベントは、一般社団法人LIDEAL Aomoriが主催し、eスポGOMI開催委員会が運営。eスポーツとごみ拾いを融合した新しい地域貢献型スポーツとして、35チーム108人が参加しました。
■ イベントの概要
参加者は、制限時間内に街中のごみを拾い、その量や種類に応じてポイントを競い合いました。LIDEAL Aomoriが掲げる「サッカーを通じて地域と社会の未来を切り拓く」という理念のもと、地域の人・企業・行政をつなぐ共創イベントとして実施されました。また、競技の合間には「ぷよぷよeスポーツ」のミニ大会も行われ、子どもから大人まで幅広い層が参加しました。
■ 競技結果
優勝は「チーム石岡」で、5.82kgのごみを回収し876ポイントを獲得。準優勝は「限界を超えろ」(3.66kg/773ポイント)、3位は「リベロ16」(3.740kg/540ポイント)でした。
全35チームの合計では、約65kgものごみが回収され、地域清掃に大きく貢献しました。
■ 参加者の声
参加者からは、
- 「タバコの吸い殻の多さに驚いた」
- 「大人が出したごみを子どもが拾う状況に胸が痛んだ。今後は自分自身がごみを拾う習慣をつけたい」
など、環境意識の高まりを示す声が寄せられました。
主催者からは、「108人はeスポGOMI史上最多の参加者数であり、大変良いスタートとなった」とのコメントもありました。
■ 今後の展望
来年は、青森県内3か所での開催を予定。地域全体での環境意識向上を目指し、イベント規模の拡大が計画されています。
eスポGOMIは、ごみ拾いを“スポーツ化”することで、楽しく環境活動を行う新たなスタイルを提案。身体づくり、地域美化、リサイクル意識の醸成など、多面的な効果が期待されています。
■ まとめ
今回の「eスポGOMI with LIDEAL Aomori」は、スポーツと環境活動を掛け合わせた地域貢献型イベントとして大成功を収めました。今後も青森県内へ広がることで、地域の未来づくりを支える取り組みとして定着が期待されています。
引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/75828/