ファーストイノベーションが官民連携の新団体を始動
ファーストイノベーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:木ノ根雄志)は、官民連携で地方創生とSDGs推進に取り組む「一般社団法人つながり応援」(理事長:清水国明、副理事長:木ノ根雄志・梶川隆史)を、2025年8月8日付で設立した。
同法人は「つながりで日本全国を応援する」をテーマに、WEBやSNSを活用した地域の魅力発信を通じて交流人口の拡大と地域経済の活性化を図る。理事長には、タレントとしての活動に加え、地域創生活動家・自然暮らしの伝道者として幅広く活動してきた清水国明氏が就任した。SDGsの理念である「誰一人取り残さない」を軸に、人と人のつながりを基盤とした社会づくりを推進する。
■設立の背景:地域が抱える課題と可能性
人口減少や少子高齢化、産業構造の変化など、全国の地域社会は大きな転換期にある。こうした状況下でも、地域には固有の歴史・文化、自然、そして地域を支えてきた人々の知恵と情熱が息づいている。これらを再評価し、持続可能な形で未来へつなぐことを目的として、同法人は設立された。
名称に込められたのは、「つながりこそが社会を動かし、地域を元気にする」という信念だ。行政、企業、個人、学生など、多様な主体が協働しながら全国に“応援の輪”を広げる仕組みづくりを目指す。
■理事長・清水国明氏の想いと活動
清水氏はフォークデュオ「あのねのね」でのデビュー以来、タレントとして長年にわたり人々に親しまれてきた。一方でその活動は芸能分野にとどまらず、自然暮らしの普及、里山再生、アウトドアを通じた都市と自然の橋渡し、災害現場での支援など“つなぐ活動”に力を注いできた。
彼の活動哲学の根底にあるのが、SDGsの理念「誰一人取り残さない」。アウトドアの精神でもある「不便を楽しむ」価値観を社会活動にも応用し、困難を前向きな力に変える姿勢を広く伝えている。
同法人は、清水氏の思想を基盤に「人を信じ、人を生かす」全国的ネットワークとして、地方創生・SDGs推進の実効性ある取り組みを展開していく考えだ。
引用元記事:https://www.jiji.com/jc/article?k=000000368.000098210&g=prt