原油高・人手不足・ESG対応を一挙に改善する“経営投資”として注目
ASPiA JAPAN株式会社が開発した「ECOSAS油濾過機」が、食品業界における原油価格高騰、人手不足、ESG対応という“三重苦”を同時に解決する設備として導入を拡大しています。累計導入台数は4,500台を突破し、導入企業では油使用量の最大30%削減や安全性向上など、明確な改善効果が報告されています。
ECOSAS油濾過機とは
食用油を月7缶以上使用する事業者向けに開発された革新機器で、年間最大100万円規模のコスト削減を実現する設備として外食チェーン・食品工場・スーパーなどで評価されています。
特に注目されているのが、業界初となる完全非接触吐出システム。高温の油に触れる必要がなく、導入企業では10年間労災ゼロを記録しており、安全性の高さが導入を後押ししています。
三重苦を一挙に解決
食品業界が直面する課題は大きく3つ。
- 原油価格高騰による油コスト増
- 深刻な人手不足
- ESG・環境対応の強化
ECOSAS油濾過機はこれらを同時に改善し、「導入しない理由がない」と評価する企業も増えています。
導入企業の成果
食品スーパーA社では、導入によって以下の改善が実現しました。
- 油使用量:月43缶 → 32缶(年間 673,200円削減)
- 清掃時間:40分 → 5分(年間 238,773円削減)
- 洗剤使用量:年間69,600円削減
- 労災リスク:完全非接触化によりゼロを継続
油の質を保ちながら使用量を減らせるため、味や品質を損なわずに原価率の改善が可能です。
ESG対応・環境負荷の軽減
使用済みフィルターを完全リサイクル化する仕組みも特徴で、年間20~50トンのCO₂削減に貢献。
「油を循環させて使う」ことそのものがサーキュラーエコノミーに直結しており、ESG評価向上にも寄与します。
企業の成長を支える“経営ツール”へ
ASPiA JAPAN株式会社 代表取締役社長・笹原憲久氏は次のようにコメントしています。
「ECOSAS油濾過機は、企業の成長を支える“経営戦略としての油管理”を実現するために開発しました。
安全性・油品質・環境配慮・コスト削減を同時に達成し、企業の持続的成長を支援します。」
導入は食品工場から外食チェーンまで広がり続けており、食品業界の生産性向上と持続可能な経営に大きく貢献する設備として期待されています。
引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/75423/