東北電力とShizen Connect、エコキュートを活用した需要創出DRを開始

株式会社Shizen Connectは、東北電力株式会社が展開する「東北電力機器制御型ecoチャレンジ」において、エコキュートを対象とした需要創出型デマンドレスポンス(DR)サービスの提供を開始する。提供開始は2024年9月を予定している。

本サービスでは、家庭用蓄電池とエコキュートを遠隔制御し、電力需要の高い時間帯と低い時間帯の消費を最適化することで、電力需要の平準化に寄与する。今回新たに追加された「エネルギーシフト機能」により、再生可能エネルギーが多く発電される昼間に湯沸かしを行うことができ、ユーザーの利便性を損なうことなく、需要調整を実現する仕組みが強化された。

Shizen Connectは2023年5月よりDRサービスを提供しており、家庭用蓄電池制御では既に市場シェア35%を獲得している。今後は容量市場および需給調整市場への対応も予定しており、分散型電源の活用を通じた電力システムの安定化と脱炭素化に向けた取り組みを強化する方針だ。

引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/72757/