プラザ(大阪府吹田市)は10月1日、環境教育や啓発活動の強化に向けた覚書を締結した。両団体は情報共有や教育コンテンツの共同開発を通じ、地域社会の環境意識向上と持続可能な社会づくりを推進する。
今回の覚書は、市民が環境問題を自らの課題として捉え、行動に移すためのネットワーク構築を目的としたもの。環境保全に資する情報や知識の共有、調査・研究の協力、啓発コンテンツの開発、共同事業の実施などが盛り込まれている。
千里リサイクルプラザは1992年設立以来、リサイクル型社会の実現を掲げ、ごみや環境問題に関する啓発活動を展開。現在は「吹田市資源リサイクルセンター(くるくるプラザ)」の指定管理者としても運営を担っている。
一方、京都市環境保全活動推進協会は、環境意識の普及啓発、調査研究、人材育成などを幅広く展開。市民・行政・教育機関との連携を強化し、国内外で持続可能な社会づくりを後押ししている。
両団体は、今後も勉強会や共同プロジェクトを通じて知見の蓄積と共有を進め、関西地域における環境教育と市民の行動変容を後押しする方針だ。
引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/70996/