リングロー、LINEサポート新体制を開始 ― 人対応を重視した効率化へ

リユースPC事業を展開するリングロー株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:碇敏之)は、2025年度に予定される全国平均の最低賃金引き上げを背景に、LINE公式アカウントに自動応答システムを導入しました。定型的な問い合わせには迅速に対応しつつ、複雑な相談にはオペレーターが丁寧に寄り添うことで、効率化と顧客満足度の両立を図ります。

「効率化は人を活かすために」

同社の戦略は「効率化は人を削減するためでなく、人がより丁寧に対応するために活用する」という理念に基づいています。AIやチャットボットによる無人化が進む中、リングローはあえて“人対応”を残すことで、顧客に安心感を提供する道を選びました。

顧客満足度の向上

自動応答により、オペレーターはお客様ごとの状況に合わせた深いサポートに注力可能となりました。実際に利用した顧客からは「手厚い対応で安心できた」「人と話せることがありがたい」といった好意的な声が寄せられています。

サポート品質をブランド価値に

最低賃金引き上げで人件費削減圧力が高まる中、リングローは「サポート品質こそがブランド価値」と強調します。リユースPCブランド「R∞PC(アールピーシー)」は、長期保証や無制限のサポートを強みに累計販売台数3万台を突破しており、今回の新体制でさらに信頼を高める方針です。

今後の展望

同社はDXと人の役割を組み合わせ、「安心を売る会社」としてリユース市場の新しい基準を築いていく考えです。今回の取り組みは、最低賃金引き上げという社会課題に向き合いつつ、効率化と人間らしい寄り添いの両立を実現するモデルケースとなることが期待されています。

引用元記事:https://voix.jp/sdgs/sdgs/69355/