西武鉄道株式会社(本社:埼玉県所沢市)は2025年8月22日、公式X(旧Twitter)にて、東急電鉄から譲り受けた9000系電車が小手指車両基地に到着したと発表しました。本車両は「サステナ車両」として運用される予定です。
「サステナ車両」とは、他社から譲受したVVVFインバーター制御方式の車両を活用する取り組みで、省エネルギー化と環境負荷の低減を目的としています。西武鉄道では2024年度から導入を開始しており、すでに小田急電鉄8000形車両の受け入れを進めています。名称は「サステナビリティ(持続可能性)」に由来します。
同社は2029年度までにおよそ100両を順次導入し、2030年度までに在籍全車両のVVVF化100%を達成する方針です。
今回到着した東急9000系は、多摩川線・多摩湖線・秩父線・狭山線での運用が予定されています。公式Xでは「営業開始に向けた準備の様子を、西武鉄道公式YouTubeチャンネルにて随時配信予定」と告知しています。