国連、「SDGs達成は18%にとどまる」と報告 ― 進捗に強い危機感

【ニューヨーク=2025年7月14日】
国連は14日、2030年までの達成を目指す**持続可能な開発目標(SDGs)**の進捗状況に関する報告書を発表し、「目標の達成、または順調に進展していると評価できる項目は全体のわずか18%」にとどまると明らかにした。国連はこの結果に対し、SDGs達成に深刻な危機感を表明している。

報告書では、貧困の撲滅、気候変動対策、教育やジェンダー平等など全17の目標について評価。多くの項目で進捗が停滞または後退しており、特に気候変動や紛争、パンデミックの影響が長期的に尾を引いていることが進展を阻んでいると指摘された。

国連は各国政府や民間セクター、市民社会に対し、**残された5年での「緊急かつ集中的な取り組み」**を呼びかけている。

引用元記事:https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1521374