エッジコネクションは、クライアント企業の成長を支援することを主なミッションとして2007年に創業しました。【営業・人事・財務課題 伴走型支援企業】として、クライアント企業の成長を後押ししながら、社会課題の解決にも取り組んでいます。
代表の大村氏は、延岡高校卒業後、大学進学を機に東京へ移り、大学在学中に起業しました。
しかし当時はうまくいかず、一度外資系金融機関に就職。その後、同期4人と再度起業し、株式会社エッジコネクションを設立しました。
2015年、延岡市出身という繋がりから宮崎に支社を開設することを決断しました。
この背景には、地域の雇用創出や活性化に貢献したいという思いがあります。
また、大村氏の高校の同級生が延岡で企業誘致を担当していたこともあり、彼から支援や補助金に関するアドバイスや協力を得られたことが大きな助けとなりました。
支社の設立は、地域経済の活性化を目指し、特に地元の雇用創出や若者の地元定着を図ることを目的としています。
地元の企業や行政と深い信頼関係を築き、地域の雇用促進・活性化に努めてまいりたいと思っています。
2023年には福岡に新たな支社を開設しました。
福岡支社設立の背景には、当社の東京勤務や宮崎勤務に対する心理的なハードルを下げるという目的があります。
東京での居住経験がない宮崎の社員に東京勤務を打診しても、生活環境の違いに尻込みしてしまうことが多く、逆に、地方在住経験のない東京の社員も宮崎勤務に対して同様の不安を感じてしまいます。
そこで、福岡という中間地点を経ることで、両都市への異動に対する心理的なハードルを下げ、社員がより柔軟に働ける環境を整えることができるのです。
また、福岡は宮崎から進学や就職で移り住む人が多いため、UターンやIターンを希望する人材のサポートにも力を入れています。
このように、福岡支社は地域における雇用機会の創出だけでなく、地方や首都圏からの求職者や転職者にとっても働きやすい環境を提供しています。
そして、社員が多様な働き方を実現するための重要な役割を果たしているのです。
エッジコネクションは創業以来、8期連続の増収、13期連続の黒字経営を達成しています(2024年4月時点)。
主に営業支援を通じて、クライアント企業の製品やサービスの認知度を高め、その結果として環境保護や教育支援に寄与し、社会全体の持続可能な成長を目指しています。
例えば、クライアント企業の教育プログラムの支援や環境保護キャンペーンの認知拡大を行い、SDGsの目標達成に貢献しています。
具体的にはどのような取り組みを行っていますか。
当社のテレマーケティング業務は、クライアント企業の製品やサービスの認知度の向上をサポートしていますが、実はその過程で自然とSDGsの達成に貢献していることが多いのです。
例えば、環境保護に関するキャンペーンの広報をサポートしたり、教育プログラムへの参加者を増やすための取り組みを行っています。
こうした活動を通じて、クライアント企業が社会的な責任を果たしながら、持続可能な成長を実現する後押しをしています。
さらに、以下のCSR活動に積極的に取り組み、社員が働きやすい職場づくりを推進しています。
・福岡県「子育て応援宣言企業」
育児をしながら働きやすい環境を整えるため、柔軟な勤務時間や育休制度を充実させています。
・福岡県「介護応援宣言企業」
介護が必要な家族を持つ社員に柔軟な働き方を提供し、仕事と介護の両立を支援しています。
・福岡県「よかばい・かえるばい企業」
ワークライフバランスを重視し、残業削減に努めることで、社員の健康と生活の質を向上させています。
・福岡市「ふくおか女性活躍NEXT企業」
女性のキャリアアップを支援し、多様な働き方を促進して、性別に関わらず活躍できる職場環境を整えています。
・宮崎県「ひなたの出逢い・子育て応援運動」
出逢いや子育てに関する情報提供を行い、育児休業の取得と復帰を支援する体制を整えています。
・宮崎県「仕事と生活の両立応援宣言」
業務の効率化を図り、定時帰宅を促進するほか、周囲の目を気にせず有給休暇を取得できる環境を整えています。
社内の働き方についての取り組みも教えてください。
社員が安心して働ける環境を整えるために、まず給与水準の向上や、有給休暇を取得しやすい雰囲気づくりに努めています。
また、残業を良しとしない文化を根付かせ、短時間で効率よく働ける工夫も取り入れています。
具体的には、20時以降は仕事をしないというルールを設け、パソコンを持ち帰らない方針を導入しています。
これにより、長時間労働による疲労蓄積を防ぎ、生産性を維持できています。
さらに、社内発注制度を導入し、営業職が受注したプロジェクトを社内の各チームに発注する仕組みを整えています。各部署が協力して業務を進め、仮想売上に基づいてインセンティブが分配されるため、社内全体で業務を効率化しながら、良い循環を生み出しています。
ワークライフバランスを両立させるために、どのような工夫をしていますか?
弊社では有給休暇の申請があった場合、業務に大きな影響がない限り、そのまま受け入れています。
また、休む理由を聞くこともNGとしています。
お子さん都合や介護事情もありますし、毎回説明する必要があると休みづらくなり、周りの反応も気になってしまいますよね。
この方針により、社員は気軽に休暇を申請できるようになり、他の社員も同じように休みやすい雰囲気が生まれています。
結果として、プライベートと仕事のバランスが取りやすいとの声を多くいただいています。
今後の展望についてお聞かせください。
私たちの活動を通じて、より良い社会の実現に貢献することが、私たちの目標です。
社会の変化や新たな課題に柔軟に対応しながら、社員・クライアント企業と共に持続可能な未来の実現に向けて邁進していきます。
最後に、読者にメッセージをお願いします。
弊社は、社会と企業の持続的な成長を支援するために、日々取り組んでいます。
この取り組みを実現するためには、社員一人ひとりのモチベーションや創意工夫が欠かせません。
当社は、社員自身の知識やスキルを活かし、顧客に価値を提供しています。
物理的な商品を扱っていないため、社員こそが企業価値そのものなのです。
だからこそ、社員が働きがいを感じ、成長できる環境を提供することに力を入れています。
具体的には以下の施策をご用意しております(一部抜粋)。
・社内表彰制度
・社内発注制度
・全社員向け各種ノウハウ会、業界勉強会の実施
こうした取り組みによって、仕事とプライベートを両立できる環境を整え、社員が成長し続けられるようにサポートしています。
もし当社でのキャリアにご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽に採用担当までご連絡ください。
エッジコネクションでは、社員一人ひとりが持つスキルや個性を最大限に活かせる環境を提供し、共に成長できる仲間をお待ちしております。
皆様と共に、さらに働きやすい職場環境を築いていけることを楽しみにしています。
〈大村康雄 様〉
1982年生まれ。宮崎県延岡市出身。
慶應義塾大学経済学部経済学科卒業後、米系金融機関であるシティバンク銀行(現SMBC信託銀行)入行。
2007年、株式会社エッジコネクション創業。ワークライフバランスを保ちつつ業績を上げる様々な経営・営業ノウハウを構築、体系化し、多くの経営者が経営に苦しむ状況を変えるべく各種ノウハウをコンサルティング業、各メディア等で発信中。
1500社以上支援し、90%以上の現場にて売上アップや残業削減、創業前後の企業支援では80%以上が初年度黒字を達成。
東京都中小企業振興公社や宮崎県延岡市商工会議所など各地で講師経験多数。
2024年7月には、「24歳での創業から19期 8期連続増収 13期連続黒字を達成した黒字持続化経営の仕組み」を出版。
ゆめプロは休耕地を畑に再生し、そこで作る農薬・化学肥料を使わない作物を地域の給食へ届ける活動をしています。

「地産地消自然給食の実現」と「地域単位の食糧自給を上げる」ことを掲げた地域密着型の活動です。
2021年よりスタートし、3メートル級の笹薮をママたちが主役となり開墾。
「子どもたちに食べさせたいものだけで作る給食」を作ることを目標に、作物を生産しています。
SDGsの目標の半数を網羅する活動「ゆめプロ」

ーゆめプロの活動は、SDGsとどのような関連がありますか?
ゆめプロは、「持続可能な世界を実現することを目指す」SDGsのゴールに関連する内容をの多くに繋がる活動です。
以下、SDGsに関連する活動内容をいくつか挙げます。
・休耕地を活用する(SDGs目標11・15)
・農薬・化学肥料を使わない作物を育てる(SDGs目標12・15)
・地産地消を推進する(SDGs目標11・12・13)
・地域単位の食糧自給を上げる(SDGs目標11・12・13)
・自然栽培の野菜を子どもたちに届ける(SDGs目標1・2・3)
・B品の野菜を加工販売する(SDGs目標12・13・15)
・困窮世帯の子どもの食糧支援(SDGs目標1・2)
・障がい者の自立支援(SDGs目標8・10・16・17)
娘の給食をみて「給食を変える」決意

ー給食を変えようとしたきっかけは何だったのですか?
祖母の認知症と入院がきっかけで「食の大切さ」や「食が体調に多大なる影響を与えること」を実感しました。
その時、長女が生まれたばかり。
「この子には、本当に良いものを食べて育ってほしい」という想いが溢れました。
自分の子どもに食べて欲しいものをまずは自分で作る為、当時住んでいた柏原市で農業を始めました。
1歳になった長女は保育園へ通いだし、そこでみた初めての一歳児の給食に衝撃を受けました。
袋詰めのロールパンが給食に出ており、原材料表示を見ると沢山の添加物とマーガリンやショートニングが入っていることに驚きました。
使用している調味料や加工品の原材料も確認すると、醤油ではなく「醤油風調味料」や「発色剤が入っている加工肉」が使われていたのです。
この事実を知った時、「給食を変える!」という決意をしました。
そして自分たちで地域の子どもたちの給食を作ろう!ということで立ち上がった、大阪ゆめプロです。
「みんなが集まる居場所」となる畑

ーゆめプロの活動を詳しく教えてください。
大阪八尾・柏原に畑が3箇所あり、自然農法で野菜を生産しています。
給食の野菜を作るのみではなく、子どもたちの自然の開放的な遊び場や不登校児の受け入れ・地域の方々の居場所となるよう日々努力しています!
赤ちゃん〜シニアまで気軽に農業に触れられるよう、毎月イベントも行っております。
・「農業講座」:ゆめプロ農家の経験と知識による、自然農法の講座
・「食育農園」:畑で実際に土に触れながら農作業をし、食について五感で楽しむ場
・「はたけですごそう」:不登校の児童が畑に来て、自然の中で遊んだり農作業したりできる場
市や企業の力も借りながら活動
ー発足してからどのような活動をしてらっしゃいますか?
日々の畑作業はもちろんのこと、下記のような一人でも多くの住民や企業を巻き込む活動もしております。

・2021年11月 ゆめプロ発足・柏原の畑で活動をスタート
・2022年12~1月 柏原の保育園へ納入(じゃがいも・玉ねぎ)
・2022年7月 泉大津市南出市長と地域を活かす給食の主催
・2022年12月 柏原市冨宅市長と地域を活かす給食の主催
・2023年夏 柏原の保育園へ納入(じゃがいも・玉ねぎ)
・2023年秋 八尾市にも畑を拡大
・2023年11月NTT西日本と「未来の給食」イベント共催
・2024年1月 ゆめプロ企業・事業会員様10組へ
課題盛りだくさんでも絶対にやり遂げたい
ー活動を続けていく上での課題はありますか?
課題は沢山あります。
給食に野菜を卸す時の取引額は、じゃがいも100円/kg以下が相場。やればやるほど赤字になる金額です。
思いだけで始まった活動で持ち出し体質からのスタートなので、運営していくための資金調達や事業として回していく形にする為に現在急ピッチで土台を整えています。
さらに理想の給食を作るには、農地も人手ももっと必要。
さまざまな課題が立ちはだかっていますが、私たちは絶対にやり遂げたいと思っています。
「給食を変えたい!」というママたちだけの想いだけでなく、地域の企業や地域住民の方との共有価値を大切に、地域で一丸となり「オール市民参加型の給食革命」として、地域の休耕地を活用して子どもたちの意欲と元気を精生産する!そしてその仕組を全国に横展開します。
ゆめプロを持続可能な活動にしていく
ー課題を解決するために、どのような仕組みを作っていますか。
・ほっとまるちゃん

ゆめプロ発足2年間、試行錯誤を繰り返したどり着いた仕組みが6次産業化です。
食品ブランド「ほっとまるちゃん」を立ち上げ、「自分の子どもに食べてほしい食材」のみを使った「まめぱん」や野菜パウダー「ベジコ」を販売しています。
▶︎詳しくはほっとまるちゃん公式HPをご覧ください。
・ゆめプロ会員制度

企業さんや個人さんにゆめプロ会員として活動を応援していただく仕組みを作りました。
【ゆめプロ会員でできること】
・野菜栽培講座に参加できる!(遠方の方でのオンライン参加・アーカイブ視聴可能)
・栽培でわからないことは、ゆめプロの農業アドバイザーに聞ける!
・生産者「ゆめプロ&◯◯様」として一緒に給食へ届けることができる!
・地域を良くしていこう!と活動していく仲間ができる!
など…他にも盛りだくさんです!
【ゆめプロ会員になるメリット】
・ゆめプロと連携することでSDGsの活動へ参加・取り入れることができる。
・栽培に関する知識や始め方が分かり、今後自身で作物を育てることができる。
・地域とともに、地域をよくする活動に参加・応援することができる。
【こんな方々が会員になっていただいています】
・従業員の健康を大切にしたい!ゆめプロの野菜やイベントを活用して、健康促進していきたい。
・これから農業をしていきたい!始め方が分からないからアドバイスが欲しい。
・今後、自身で新しい事業を始める!一緒に地域を盛り上げていく仲間が欲しい。
・代表まるちゃんの想いに共感した!ゆめプロで一緒に何かしていきたい。
方々など…
▶︎詳しくはゆめプロ公式HPをご覧ください
https://yumepro.org/supporters
「地域が活きる!ゆめ給食」をつくる!

ー今後の展望を教えてください。
ゆめプロのオール市民参加型の給食革命の成功事例を大阪中河内で作り、その事業モデルを全国展開することが私たちの目標です。
子どもに食べてほしい理想の給食を、「地域が活きる!ゆめ給食」と名付け、今後実現していきます。
・なたね油:菜の花から作る!大学と共同プロジェクト
・米粉:地元企業と作るもの
・じゃがいも・玉ねぎ・人参・サラダ用の野菜:ゆめプロ畑&連携農家
・お茶:関西の茶葉
ココロとカラダが元気になる!食材であるのはもちろん、地産地消の食材を使用することで環境への配慮、人の顔が見える給食(食育)にも繋がる給食です。
給食を届ける際、子どもたちへ「どのような人たちがどのような想いで作ったのか」背景を伝えることで、さらに給食を身近に感じられるようにします。
私たちの活動を応援したい!一緒に活動したい!と思っていただいた方、ぜひ繋がってください!
ホームページ
https://yumepro.org/
https://www.youtube.com/channel/UC-IZK5JTIsy1NcPuRgBYIRA
https://www.instagram.com/osaka.yumeproject
ゆめプロ代表:岡本霞(まるちゃん)

ゆめプロ・ほっとまるちゃん代表
1989年大阪生まれ
セントラルミズーリ州立大学 卒業
30歳まで東京大田区の製造業で技術営業職
第一子妊娠中に起きた度重なるトラブルを経て起業することを決意
2020年春 コロナが始まると同時に大阪にUターン
2021年 ゆめプロ始動。耕作放棄地を自ら切り開き、畑への再生作業を行う。
2022年~ 育てた作物を地域給食に届ける。
2022年 ゆめプロ食品ブランド「ほっとまるちゃん」を立ち上げ、乳幼児向けのお米・野菜・お豆で出来たまめぱんの製造販売を福祉施設と連携してスタート
☆まるちゃんという愛称で地域の保育園などに食育講座を行っている。
ほっとまるちゃんの屋号と、まるちゃんという愛称は、
ほっと:ほっとする
まる:線がずっと繋がっている
ちゃん:ちゃん付けで呼ぶとやさしい気持ちになる
ことから名付けた。